年金についての疑問・悩み・問題を解決できる情報満載です。質問にも回答しているので、是非、参考にしてください。
年金ノート
» » 合算対象期間

合算対象期間


学生は、平成3年3月まで国民年金への加入を任意とされていました。

したがって、それ以前に任意加入しなくて国民年金保険料を納めていない期間がある場合、その期間は保険料納付済期間に該当せず、また、保険料免除期間にも該当しないことになります。

このように、納付にも免除にも該当しない期間のことを合算対象期間、または、『カラ期間』と言います。

合算対象期間は、受給資格期間原則10年以上の判定においては全期間含めて計算しますが、老齢基礎年金額の計算においては全く反映されません。

例えば、保険料納付済期間が5年、合算対象期間が35年の場合
合計10年となり、受給資格を満たしているので年金を受給できますが、老齢基礎年金の計算においては実際に保険料を納付した5年のみが基礎となります。

合算対象期間は、新法と旧法で、以下の通りに異なっています。

これは、昭和61年4月1日から国民年金が基礎年金として導入され、全国民が国民年金の適用を受けることになったためです。



昭和61年4月1日以後(新法)の合算対象期間

(1)国民年金の任意加入被保険者になることができる期間のうち被保険者とならなかった期間(第2号被保険者又は第3号被保険者期間及び60歳以上であった期間を除く)

(2)第2号被保険者期間のうち20歳前及び60歳以後の期間

(3)任意加入して保険料を納付しなかった海外在住期間



昭和61年4月1日前(旧法)の合算対象期間

参考例として、一部を紹介いたします。

他にもありますが、結構複雑なためわかりにくいと思います。お困りの方は年金事務所等にお問い合わせください。

(1)国民年金に任意加入できた期間のうち被保険者とならなかった期間(60歳前の期間に限る)

(2)国民年金の任意脱退の承認に基づき被保険者とされなかった期間

(3)国会議員であった期間(60歳前の期間に限る)のうち昭和36年4月1日から昭和55年3月31日までの期間

(4)日本国籍を有し日本国内に住所を有しなかった期間(20歳以上60歳未満の期間に限る)のうち、昭和36年4月1日から昭和61年3月31日までの期間

(5)サラリーマンの妻で、任意加入したが保険料を納付できなかった期間

平成3年3月31日以前の合算対象期間

(1)20歳以上の学生で、任意加入したが保険料を納付しなかった期間


関連記事

老齢基礎年金と老齢厚生年金は、その名の通り、受給資格期間を満たした者が年を取った時にもらえる年金です。 障害年金と遺族年金は一部の方のみが...


65歳から支給される厚生年金保険の年金額は、平均標準報酬月額を基礎として算出した報酬比例部分によって決定されます。 法改正後は賞与も保険料...


国民年金の被保険者が65歳に達すると、老齢基礎年金が支給されます。 しかし、すべての人が受給できるわけではなく、老齢基礎年金の受給資格を満...


昭和61年4月前(旧国民年金法)においては、厚生年金保険被保険者の被扶養配偶者(妻・夫)は、国民年金への加入を任意とされていました。 した...


厚生年金保険の保険料は収入により変化し、納付した額が保険給付にも反映されます。 したがって、厚生年金保険の保険給付額を計算する場合には、毎...



コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です